GAME大宝庫 > レビュー大宝庫 > プレイステーション2
ゲームレビュー
■ 幻想水滸伝V ■
発売日 | 2006/02/23 2006/12/07(廉価) |
メーカー | コナミ |
商品リンク | Amazonで購入(通常版)
Amazonで購入(初回限定版) Amazonで購入(廉価) |
攻略本 | 幻想水滸伝5 ザ・コンプリートガイド |
関連リンク | 裏技宝典 |
[ 1 ] ハルシオン 2006/06/08 (木) 21:04 | TOTAL:63 | |||
グラフィック | 難易度 | シナリオ | サウンド | 操作性 |
---|---|---|---|---|
6 点 | 5 点 | 6 点 | 5 点 | 6 点 |
お買い得度 | お楽しみ度 | キャラクター度 | バグ対策度 | 総合評価 |
8 点 | 7 点 | 7 点 | 6 点 | 7 点 |
幻想水滸伝の5作目。 シナリオは詳しくは書けませんが、 基本的にはこれまで同様、仲間を集めて強大な敵を打ち倒すという王道ものです。 グラフィックのレベルは向上しています。 声も付いており、スキップ不可の音声会話が随所に用意されていますが、 今回はクリアした後もスキップ不可のままです。 バトルについてですが、 6人パーティ制に戻って、様々な陣形を組むことが可能になりました。 前衛後衛の概念を超えて、 実用的なものから誰も試しさえしないようなものまで豊富に用意されています。 この陣形の選択は、バトルを有利に進める上では結構重要になってきますが、 選択が面倒であれば、従来の前衛3人後衛3人の陣形のままでも十分クリアは可能です。 協力攻撃を習得するという概念も元に戻され、 メンバーが揃えば最初から使用できるようになりました。 主人公の固定紋章(魔法)については、 やはり今回もサポートメインの紋章で、好みが分かれる所だと思います。 システムについては、 バトルメンバー6人+同行者4人の計10人のパーティが組めるようになったので、 シナリオ上同行させなければならないキャラが多くなっても好きなメンバーでバトルに挑めたりできます。 待機させている仲間の装備品や紋章を効率よく外せるようにもなり、 所々不親切な箇所はありますが、まあ快適にプレイできるようになっています。 しかしエンカウント時や会話等でのちょっとした読み込み時間の長さが気になりました。 本拠地内を移動しているときが特に顕著で、 例えば108星のキャラが存在するマップに切り替わる際には、 そのキャラがパーティにいて持ち場に存在しないのか、待機中につき持ち場に存在しているのかで読み込みの時間が発生し、 結果、仲間が増えてきた本拠地内を移動する際はしょっちゅうロード画面が現れてストレスを感じます。 主人公操作時の移動速度はあまり速くはありません。 パーティに加えると速く走れるようになるキャラがいますが登場は中盤以降で、 しかも一度クリアしてしまえば、2周目以降はずっと速く走れるというあんまりなオチです。 そんなことなら最初から速く走れて、キャザリーには特有の能力を付けてほしかったです。 戦争イベントではポーズはかけられるものの、基本はリアルタイム進行になりました。 一騎打ちイベントも変更が施され、キャラクターの装備品・武器レベルに関わらず与えるダメージは一定です。 この二つの変更点については一長一短で、プレイヤーの好みの問題です。 お楽しみとしては好感度にまつわるイベントで、 所々に用意されている選択肢でどれを選ぶかによって、 その時の対応が微妙に変わるというのはもちろんありますが、 特定のキャラに優しく接していたりすると思わぬ追加イベントが発生したりします。 過去の作品に縁のある人物の追加イベントも確認されていますので、 それらを見るために2周プレイするのも良いと思います。 |