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ゲームレビュー
■ ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記 ■

発売日2001/05/24
メーカーエンターブレイン
ジャンルシミュレーションRPG
商品リンクAmazonで購入
攻略本なし
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裏技宝典

[ 1 ] ソラ 2005/03/06 15:44TOTAL:16
グラフィック難易度シナリオサウンド操作性
1 点1 点0 点3 点0 点
お買い得度お楽しみ度キャラクター度バグ対策度総合評価
2 点3 点0 点5 点1 点
ファイアーエムブレムをパクり裁判にまでなったことで有名なゲームです。ではまず何故訴えられたか説明します。
このゲームを製作したティルナノーグという会社は、元インテリジェントシステムズ社員、加賀昭三氏が独立して作られた会社です。ちなみに発売したのはエンターブレインです。そしてこのゲームは当初「エムブレムサーガ」というタイトルで発表されました。
キャラクター、システム、世界観などといった明らかにFEをイメージさせるものでした。更に、あろうもことかファミ通でFEの続編であるかのような発言をしてしまいました。
任天堂から度々来る注意によって現タイトル「ティアリングサーガ」となったのですが、結局FEと酷似していて、発売からおよそ2ヵ月後の2001年7月25日、ついに法廷で争うこととなりました。
一体何がいけなかったのか。それはFEの続編といってしまったこととパクッてしまったことです。これではもう告訴されてもおかしくありません。
それなのに東京地裁は、任天堂側の全ての言い分を退け、EB側の全面勝訴としました。その上、此処の裁判官は「売れてるといってもドラゴンクエストやファイナルファンタジーほど売れてるわけではないんでしょう?」などという裁判官としては問題のある発言をしました。つまりこの2作品以外はゲームとして認められてないということでしょうか?かなりの偏見だと思うのですが。
そんなことで任天堂側は控訴し、判決は東京高裁へと委ねられました。其処での判決は、一応任天堂側の勝訴となりましたが、それは不正競争の方だけで、またもや著作権法では問題ない事にされてしまいました。そして任天堂は上告し、遂には最高裁判所にまで行ってしまいました。其処での審議はまだ始まっていないと思われますが、個人的には任天堂に全面勝訴してもらいたいです。

長々と書きましたが、それではレビューに行きたいと思います。
グラフィックは非常にダサいです。全然迫力がありません。人はこんな風には動きません。それと、主人公の戦闘アニメが専用じゃないというのは一体何故でしょうか?
低すぎる難易度。FEをパクッたんなら難易度もそれなりに難しくしろよと言いたくなります。ボスなんてザコばっかりです。強い敵は殆どいません。
何のために出てきたのか分からない人々。一回きりなら、それも別にいなくてもかまわない人が多すぎます。エキストラに容量使う位ならグラフィックに力入れろよ!!!
サウンドでは特に感想は無いです。普通だなぁと。
システムにいたってはパクリすぎだぞ!と多くの人が思ったことでしょう。闘技場やらスキルやら死んだら生き返らないところやら。スキルに関しては、大抵の物なら偶然だといい逃れることも出来るかもしれませんが、竜聖の技って明らかに流星剣じゃないですか!その他カリスマとか大盾とか効果は思いついても名前まで一緒にされたら・・・。武器もFEの物と相当かぶってます。なんたら系に特攻だの2回攻撃だの遠距離用のシューターだの。せめて名前くらいは変えろよ!!!
正直僕もFEに似てるという情報からこのゲームを中古で買ったのですが、買って得したことなど何一つありません。つまらなかったです。
クリア後にはデータを使って他の人と対戦することも出来ますが、ちっとも楽しめません。
キャラなんて殆どがFEのキャラのクローンです。主人公も、それに従う2人の騎士たち、ペガサスナイト3姉妹に竜に変身ってもうやりたい放題です。
何でこんなゲームが著作権法に引っかからなかったのか非常に疑問です。さらに続編まで作って、それもFEの新作に発売日まであわせて。任天堂に喧嘩でも売ってるんでしょうか?
このゲームはパクリじゃなかったらもうあと10点は高かったでしょうけどそれでもつまんないです。最後に言っておきます。買っちゃダメ