GAME大宝庫 > レビュー大宝庫 > プレイステーション

ゲームレビュー
■ ガレリアンズ ■

[ 1 ] 一輝 2002/10/12 14:02TOTAL:82
グラフィック難易度シナリオサウンド操作性
10 点6 点10 点8 点6 点
お買い得度お楽しみ度キャラクター度バグ対策度総合評価
10 点5 点10 点7 点10 点
少年の父親ともう一人の研究者と作った「人の心」を持ったマザーコンピュータが暴走した。超能力を得た代償に記憶を失った少年が、暴走したマザーコンピュータを破壊するのが目的で、監禁状態の病院を脱出し、記憶を蘇らせ、謎を解いていく。少年の脳には、両親にマザーコンピューターを破壊するプログラムを埋め込まれており、それを発動する為には、同じ境遇で身を隠している少女の元へ行かなければらない。この少女にも超能力があり、その脳も、マザーコンピュータの開発者の1人である父親が書き込んだ発動プログラムが存在する。ボスたちもそれぞれに悲惨な状況に置かれていて、戦闘後の会話を聞くと何だか悪い事をした気分になる。最終的に主人公の背負った悲劇の運命が泣けてしまう物語。戦闘では超能力を使うたびに体に毒が溜まって一定量を超えると体力が減少すると共に超能力が暴発し続ける。超能力が暴走した状態で敵に近づくと敵が腰を抜かして悲鳴を上げながら命乞いをする。一定距離近づくと頭から血を吹いて死ぬと言う残酷さ。さらに治療薬や毒の回復薬の数も限られていて下手をするとクリアーできないこともある。画面ではムービーがかなり多用されており最後まで飽きさせずに引き込まれるストーリーになっている。脚本は、ヒット曲を作詞する珍康化。デザインは「サイコ」「MADARA」などの作者、田島昭宇。音楽は「リング/らせん」を手掛けたHUHなどの豪華ゲスト。これど面白くないわけがない。