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ゲームレビュー
■ がんばれゴエモン〜来るなら恋!綾繁一家の黒い影〜 ■

[ 1 ] 2004/10/25 00:38TOTAL:52
グラフィック難易度シナリオサウンド操作性
6 点4 点5 点3 点8 点
お買い得度お楽しみ度キャラクター度バグ対策度総合評価
2 点3 点4 点10 点7 点
コナミの人気シリーズのPS版第2弾!!
当時N64で培っていた3D技術を応用して作られた、ちょっと変わった3Dアクションとなっています。
期待の心を持って手にした本作、レビューさせていただきます。

【グラフィック】
N64の物に勝るとも劣らない3Dグラフィックです。
視点変更をスムーズに出来る点では、ポリゴンの良さを物語っています。
ゴエモン2以降の定番となったゴエモンインパクト戦も、立体感があってパワーアップしていました。

【難易度】
難易度自体は適度なのですが、いかんせん無駄な動きが多すぎるのです。
同じアクションマップをくだらない用事で何度も行くはめになったり…雑魚もいちいち強いです。
地形もヤケにイライラさせるものが多く、『待ち』主体となってしまっているのも減点。
ゴエモンインパクト戦は操作しやすくなり、難易度は下がりましたが、気を抜くとやられてしまいます。

【シナリオ】
ゴエモンらしい、なんともおバカなシナリオです。そこがいいんですけどね 笑
演出を予想できてしまうのはちょっと悲しいですが。

【サウンド】
特に記憶に残るようなものはありませんが、同じBGMをアレンジして何度もゲーム中で使っていたりして、
なじみやすくしているようです。確かにプレイ中は頭に浸透します。

【操作性】
かつてのゴエモンとは大きく異なる本作…それがコマンド入力です!!
蹴り、殴り、ジャンプ、コマンド必殺を駆使して敵をボコボコにする、それが本作のウリです。
先ほど述べたように、雑魚すらかなり手間を喰いますが、プレイヤーのコンボのよって華麗に撃破可能。
ゴエモンインパクト戦も大きく変化しました。なんと、インパクトを動かせるのです。
今までは固定画面で敵の攻撃を『避ける』ではなく『撃ち落とす』でしたが、本作はまさに自由。
攻撃等の操作も簡単になったので、臨場感あふれる3Dフィールド戦闘となっています。

【お買得】
ゴエモンファンには楽しんでみていただきたい作品です。かつてない操作感を…
アクションゲームやコマンド入力に燃える方にもオススメします。

【お楽しみ】
クリア後特典はありません。ゴエモンにはシリーズ一貫してあまりありませんが…
戦闘コンボを極めたりすれば、再プレイは楽しめます。

【キャラクター】
ゴエ、エビ、サスケ&ヤエの定番。キャラ毎のアクションが誇張されていないのは惜しいです。
題名にもなっている綾繁一家は十人十色…
ゴエモンインパクトのキャラがなんとも憎めません 笑

【バグ】
起こりません。

【総合評価】
不親切なシナリオや、従来にあったキャラ独自のアクションの欠落は減点対象ですが、
新しい戦闘形式のおもしろさが、ゲーム性を確立しています。
ゴエモン達のおバカなノリが特に嫌いでなければ、お値段も格安なので、手にとってみてもいいかもしれません。