ゲームレビュー
<< 天外魔境 風雲カブキ伝 >>

発売日	1990/12/14
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攻略本	なし
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[ 1 ] 中氏 2005/11/20 01:13			TOTAL：94
グラフィック	難易度	シナリオ	サウンド	操作性
8 点	9 点	10 点	9 点	9 点
お買い得度	お楽しみ度	キャラクター度	バグ対策度	総合評価
10 点	10 点	10 点	9 点	10 点
グ：ムービーが多く、結構よく動いてくれます。 　　そりゃあ、今のゲームと比較したら多少ぎこちないですが、 　　ここまで動いてくれたら文句は無いでしょう。 　　普段のグラフィックも見やすくて、良いと言えるでしょう。 　　唯一の欠点は戦闘時のグラフィックですかね… 　　横バトルなんですが、この演出がかなりヒドイです。 　　・敵の通常攻撃は誰に攻撃していようと、グラフィック上ではすべて主人公に攻撃している。 　　・属性攻撃の強弱があまりにも手抜き。 　　（例をあげるなら火柱の大きさの違いとか。この火柱の演出もかなりヒドイ。） 　　・奥義の演出が通常攻撃と大差無いものが多い。 　　・召還魔法の演出が最悪。召還した神（？）が画面を横切っていくだけ。 　　…はっきり言って、初代の方がだんぜん良かったですね。 難：ＺＩＲＩＡより簡単で、卍ＭＡＲＵより難しいといったところでしょうか。 　　ダンジョンは多少クリアに時間がかかるところもありますが、 　　これといって難しい謎解きはありませんので。 　　ただ、例外があって、終盤のとあるダンジョンでは苦戦しましたね… 　　ネタバレになる為、詳細は書きませんが。 　　敵は結構強いです。ザコ敵もボス敵も。 　　動きを封じられたりすると、死ぬまでそのまま、という事も結構ありました。 　　ボスもしぶとい奴が多かったですね。ラスボスは激弱でしたが。 シ：とてもいいです。笑える部分は本当に笑えるし、 　　本当に泣きそうになった部分もありました。 サ：＊ＢＧＭ面＊ 　　卍ＭＡＲＵほどではありませんが、良い曲が揃っています。聞き飽きません。 　　場面にも合っています。 　　ボス戦の曲が気に入って、なかなかボスを倒そうとしなかった思い出があります（笑）。 　　＊声優面＊ 　　一流声優が揃っています。それぞれの役の割り当ても妥当です。 　　（ボスキャラの声優はかなり豪華です。） 　　でも、俳優を起用しているキャラは演技力がイマイチでしたね… 　　気の抜けた喋り方が目立ち、かなりイラつきます。 　　（本職の声優と共演しているのでかなり目立つ。） 　　しかもコレがメインキャラの一人を担当しているモンだから尚更です。 操：解りやすく、基本的にはいいんですが、 　　ダンジョン内では動きが遅くなるのはいただけませんね… 　　また、このゲームでは「止め」というコマンドが存在し、 　　一部のボスは「止めアイテム」を持ってきて先頭に臨み、 　　その戦闘で弱らせたのち、このコマンドを使って止めを刺す、 　　といった手順を踏まないと倒す事ができず、復活してしまいます。 　　このコマンドを生かした演出なども存在します。 買：ネットオークションでしか入手不可でしょう。 楽：クリア後には隠しイベントがあって、いろいろと細かい演出をもう一回楽しませてくれます。 キ：主人公は卍ＭＡＲＵに出てきたカブキ団十郎。 　　これまでの作品と違い、主人公を客観的に見ることが出来ます。 　　他のキャラ達も印象的なのが多かったですね。 　　悪役もこれまでとは違って、最初から悪い奴というワケでは無いという設定も良かったですね。 　　また、一部のボスキャラは戦闘前に歌います。 バ：一度だけバグりました。また、故意にバグらせるコトも可。 　　でも、普通にプレイしていれば、これといって迷惑なバグは発生しません。 総：とても面白く、感動できる所はものすごく感動できました。 　　個人的にはやった事のある天外シリーズの中では一番気に入っています。 　　俳優の気の抜けた喋り方にはかなりイラつきましたが、それ以外は文句ナシ。 　　キャラの個性も強く、ムダなキャラは存在しません。 　　オークションで落札に自信があるのなら、挑戦してみましょう。