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ゲームレビュー
■ Rez ■

[ 1 ] 2004/10/29 01:08TOTAL:76
グラフィック難易度シナリオサウンド操作性
10 点8 点2 点10 点8 点
お買い得度お楽しみ度キャラクター度バグ対策度総合評価
7 点9 点3 点10 点9 点
DCとPS2で同時発売となった、超移植シューティングゲームです。
当時、某ゲームフェスタでも本作は異様な雰囲気に包まれていた、というのはゲーム誌でちょっと有名です。
製作はUGA、発売元はSEGA…レビューさせていただきます。

【グラフィック】
ポリゴンがまず第一に『美しい』です。色鮮やかな世界、コンピューター世界の無機質な風景…
DCでこれだけ素晴らしいのなら、PS2版は一体どれだけ凄いやら 笑

【難易度】
3面くらいまでは問題ないと思うのですが、ラストは急に難しくなります。

【シナリオ】
ゲーム中は全く語られませんが、取扱説明書の文体とエンディングの謎感はいい感じです。

【サウンド】
音ゲーとも言える本作。音楽に関する作り込みは以上です。
この音感は、ホントにプレイした方にしかわからないものですが…これには20点をあげてもいいくらいです。

【操作性】
操作性も何も、このシューティングゲームでは自機は一切動きません。
ロックオンカーソルを動かして、敵弾を破壊するか、敵弾を撃たれる前に駆逐するか、それだけです。
それだけに、ロックオンカーソルのレスポンスは気になるところですが、全く問題ありません。

【お買得】
音楽とシューティングの融合…興味がある方はためらいなく買って下さい。
映像美ならPS2版を。本作最大の魅力『音』を楽しみたい方はDC版を。

【お楽しみ】
クリア時の条件によって出現する隠しモードは、実に多彩でゲームの特性を活かしたものばかりです。
ですが…条件が若干厳しいのは否めません。

【キャラクター】
皆無です。ですが、操作キャラの『進化』には、そこはかとない魅力があります。

【バグ】
起こりません。

【総合】
自分は、ゲーム誌で発売前情報を見た時に本作を見定めていましたが、はずれではなかったようです。
世界観や漂う不思議さ、それを取り巻く音楽。そして、そこに自分のリズムをたたき込んでいく…悦に浸ってしまいます。
ハードがハードなため、『革命児になり損ねた名作』といった感じでしょうか。